2013年7月17日水曜日

小学校デビュー

先週、近所の小学校で行われた、赤ちゃんふれあい事業というものに参加してきた。

昔と比べて、子供/赤ちゃんと接する機会が減っており、自分の子供ができるまで、赤ちゃんを抱いた事も無いといった人が増えてきているらしい。
このため、いざ自分に子供ができた時に、育児に対する不安を抱く人も増えているとの事を受け、小中学生の頃から赤ちゃんと接する機会を増やしましょう、という活動がこの赤ちゃんふれあい事業とのこと。
ここに載ってる厚生労働省の事業の1つなのだろうか。)

こんなものがある事は、つい最近まで知らなかったが、児童センターで協力してくれる親子を募集していて、父親は珍しいということで勧誘を受け、今回、その事業の第一回目に参加することになった。

参加するのは小学校五年生の児童。
事前に妊娠や出産について学んでいて、授業の後半で我々親子が合流する感じ。
5〜6人ずつのグループに児童が分けられ、それぞれのグループに親子が2組ずつ配置された。

第一回目の今回は、自己紹介と、赤ちゃんを抱っこしてみましょうというシンプルな授業だが、授業が始まるまで30分以上待っていたためか、開始早々泣き出す息子。

泣く息子を見て、率先していないいないばあをして、息子をあやしてくれる女の子たち。
ああ、これが生まれもっての母性本能というものか。
こんなにうまく赤ちゃんに接することが出来るなら、こんなふれあい事業なんて不要なのではないか。

一方で、シャイなのかあまり何もできないでいる男の子たち。
オレも小5の時はこんな感じだったんだろうな、としみじみ感傷に浸る。
そう、この男の子たちのためにこの事業があるんだな。
「お前らが大人になる頃には女性の就業率は更に上昇しており、少なくとも育児休暇を取らされることはかなりの確率で発生し、場合によっては結婚相手から男が家庭に入ることを望まれるかもしれないんだぞ。赤ちゃんにビビっている場合ではないぞ。」といった事を言ってやろうなどと妄想をしつつ時間が過ぎていく。

あやしてくれたかいもあり、息子も泣き止み、三人の女の子に順番に抱っこしてもらい、そこでタイムオーバー。
なんという短い時間。児童と打ち解けることもなく終了というのは、少し物足りない。
赤ちゃんが泣きまくるので時間が短いのは仕方ないものなのか。

第二回は十月にあるらしい。
次回は離乳食を与えてみよう、というのがあるらしいが、どうなることやら。

0 件のコメント:

コメントを投稿